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Gibson Les Paul Standard 2005
Body: Carved AA Maple top, Mahogany back
Neck: Mahogany
Profile: 50's style or 60’s "slim taper" style→50's style
Fingerboard: Rosewood
Frets: 22
Inlay: Pearl trapezoid
Scale: 24-3/4 in
.
Nut Width: 1-11/16 in.
Binding: Single-ply top and fingerboard
Bridge: Tune-o-Matic ナッシュビルタイプ→SCUD HK-25N(ABR-1タイプ)
Tailpiece: Stop Bar スタッドボルト首下約22.2mm→25.4mm(鉄)+アルミテールピースに変更
Hardware: Nickel
Pickups: Burstbucker Pro pickups with Alnico magnets
→Tonerider AC2 - Alnico 2 Classic+エスカッション交換
#1 AL V: 7.87kΩ, #2 AL V 8.14kΩ ←Burstbucker Pro
AC2N: 7.43kΩ, AC2B: 8.33kΩ
Controls: 2 volume, 2 tone, 3-way switch
4.2kg
メインのストラトと同じ重さだが、座って弾く分にはこちらの方が重く感じる。
大した差ではないのだが。
もともと搭載されていたピックアップは出力も十分で歪ませるとなかなかかっこよかったのだが、もう少し強く弾いた時に踏み込め、かつ弱く弾けば静かに、と反応に余裕のあるものに換えたかったので、今回はTonerider のAlinico 2 に交換してみた。
米アマゾンで買うと送料込でも結構安く買えたが、納期がわずかにかかった。
Tonerider のAlinico 2 だが、ブリッジがナッシュビルタイプの頃は帯域は少し狭く感じたが、ABR-1 タイプに交換した後は上も下もかなりくっきり出るようになった。
ピッキング時のアタックはわずかに優しく、余韻の響き方はとても美しい。
優しさも兼ね備え、全体的には明るい感じがする。
スマートなのだが、泥臭いというか変に唸るというか、ギター本体の特性にも素直に反映し、単音弾きでより強く感じる。
純朴系というか優しいお年寄り系というか、そんなガツガツしないけど良い奴に思う。
もちろん弾き方一つでキレのある感じもしっかり対応してくれる。
ピックを軽く握り、素早く振り抜く感じや、指弾きで好みの音になるが、ガンガンに歪ませて使ってもかっこいい音が出る万能型に仕上がった。
ミックスポジションではかなり良い音がするので、ミックスのままフロントボリュームで音色を調節する方にも強くお勧めしたい。
ブリッジをABR-1 タイプに換えてからは生音も汚さが減り、軽やかで取り回しの良い音になった。
ピックアップで拾った音もブリッジ交換で劇的に変わったのだが、この事からTonerider AC2 がとても素直な特性であると考えられる。
なので、生音が十分に気に入ったギターに載せれば気に入った音そのままにライブでも演奏できる事だろう。
テールピースを交換した時も重さがとれ、繊細で華やかな、わずかな賑わいが足されたため、当初よりかなり泥臭さが減った。
やはりレスポールの音作りのキモはブリッジ周りにあるのだと強く感じる。
あと、昔から感じていた、レスポール系の少しプシュプシュした弾き心地はナッシュビルタイプのブリッジのせいだったのかもしれない。
泥臭く唸るようにしたければオリジナルに、軽やかにしたければ鉄スタッド+アルミテールピースにABR-1 タイプが良いのかもしれない。
個人的には曲に合わせて両方持っておきたいが、今は軽めにしておこうと思う。

