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機材ページ
Guyatone LG-65T
中古で購入したグヤトーンのエレキギター。
ボディ厚が3cm強と薄く、重さも2.6kgと軽量なため取り回しやすい。
ただしネックは四角くフレットも極細なので、はじめての人は弾きにくいかも。
スケールはストラトより短いが、ヘッドがデカいので全長はほぼ変わらない。
小さ目だと思ってケースを探したが、わりと一般的なサイズで問題なかった。
買ってすぐブリッジ回りとナットの交換に出した。
途中色々あって4ヶ月かかったが、仕上がりは満足。
ナット幅とブリッジ幅が狭かったのが改善された。
同時に、ピックアップキャビティを拡げてもらっている。
ペグがボロボロだったので、GOTOHのSGS510Z H.A.Pに。
もとのブッシュを抜くのに結構苦労した。
チューニングは抜群に安定し、操作性も向上。
とんでもなく滑らかに動く。何これ。
ついでにストリングガイドも交換。
一回目に付けた位置では効きが足りず少しナット寄りに移動。
オリジナルのピックアップはハイ寄りで高出力だったが、コントロール類が扱いにくいため丸ごと入れ替えた。
0.8mmアルミ板をスパイラルソー、やすり、ピンバイス、リーマーを用い、一晩かかって加工した。
できは悪いが操作性は向上した。
内部のザクリもボディーが薄いためにかなり浅いので、使えるパーツが限られていたり、取り付けが外寄りになっている。
黒いトグルスイッチはピックアップ切り替え。
小さいスライドスイッチはフロントピックアップの切り替え。
内側でシリーズ、真ん中でネック寄りシングル、外側でパラレル。
大きいスライドスイッチはmix時のphase切り替え。
Phaseはスイッチ内側でin、外側でoutにした。
ミニスイッチは下でスムーステーパーボリューム、上でノーマルボリュームに切り替わる。
スムーステーパーボリュームは220kΩと330pFの組み合わせにした。
1V、2Tのストラト配線にスピードノブ。この辺りはメインと一緒。
トーンはフロントは東信工業のUPZ Series、0.1uF/100VDC。
リアはCENTRALAB /CRLの0.1µF/75VDC、17mmくらいのん。
全て250kΩBカーブ。
ピックアップの抵抗値か高域を殺す配線のせいか、トーンの効きが弱い。もともと最初に削られる高いところの出が弱いのもあるけど。
ブリッジ回りはムスタングのダイナミックビブラート。
アームの取り付けが面倒くさかったので、ホームセンターで買ったM5×10の蝶ネジに交換してある。
Fender Japanのミリサイズのネジをつかっているムスタングなら同様のネジでいけるかも。セッティングが楽になった。
アームはアップで部分により半音で2~3コ、ダウンで1コくらい。
アームバーは長くて使いにくかったので切断、15cmくらいにした。
生音は正面が異様にでかく、側面は普通。
音色は中身がほぼ空洞のせいか、ラワン材の特性かはわからないが、中高域にピークがあり、高域、低域は少なく感じる。
音は良く伸びるので、単音ソロも大丈夫。
アンプを通しても基本の音色は変わらず。
ただしピックアップが普段のより高出力なためか、ちょっとだけ重い。
フロントはDOTに載っていたエピフォンの57と書かれたものを使っていたが、bartoliniの1CTAに換えた。エピフォンの方が野性味がある音で、bartoliniは澄んだ音がする。特にbartoliniに替えてからはHartkeのHA3500との組み合わせが最高に良い。
リアはダンカンのSSL-5を1弦側と6弦側をひっくり返して載せた。
ポールピースの高さの関係で、低域はクリアに、高域は暴れるようになり、メインのストラトに近い。
ミックスの音も軽やかに鳴る。
アルミピックガードなのでローノイズ、高域少な目。
フロントで鳴らすと生音のまま大きくなった感じで心地よい。
初搭載してみたOut of phaseは軽めのしゅわしゅわした音なので、カッティングしても良し、歪ませてリードも楽しいです。
サイドにポジションマークが無いので、Luminlayを導入。
1回10秒くらい専用ライトで照らしてあげれば20分後も十分明るかったです。
指板は紙やすりで軽くスキャロップに。
メインのストラトは彫刻刀とやすりだったが、今回は軽くなので紙やすりだけ。#100からで10時間程度。
Luminlayの画像の頃にはスキャロップ終わってるのですが、浅目なのと写真の角度の問題でわかりませんね。
サドル部分をgraphtech(グラフテック)のPQ-8108-00、TUSQ Saddle Barrel Adjustableというものに換えてみた。
側面に、製造時に付いたものなのか、突起があったがやすりで簡単に削れた(TUSQは結構削れやすい様だが寿命はどうなのだろうか)。
若干付属のバネが短いので、必要に合わせて一部交換した。
全体の音色は交換前(ALL PARTS JAPANのムスタング用)よりもすっきりし、音の伸びも良くなった(弦交換していないのに)。
金属程の派手さは無いが、十分に良く響き、それが綺麗な鳴り方なのでとても扱いやすい。
サドルはオクターブ調節ネジをヘッド側に来るようにセットした。




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